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【リフォーム飛び込み営業】契約率95.6%の成功例15選を徹底解説しました



この記事を読むと分かること
契約率95.6%!現場音声の極秘解説3選
◎インターホン突破80%のトーク
◎リフォーム飛び込み営業の超基本5ステップ





営業塾 助け舟の中西です。



今日の相談者さんは、
外壁とそ男さんです!


飛び込みしても、
ベタな雑談で終わってしまいます。


距離が縮まらず、お客さんに壁を感じるんです。

「インターホンは営業っぽくない
渋い声でいけ!」


と上司から言われるのですが、

どんな声がいいかわかりません。

とそ男くん、悩んでるね。


最初に結論をいうと、
渋い声を出せばインターホンを突破できる訳じゃないぞ。

確かに、上司の言いたいことも、
わかるんだ。


猫撫で声の押し売り営業マンみたいな
喋り方はするな
ってことだと思う。

だけど・・・


声色よりも先にやることが沢山あるんだ。


今回は、
インターホン突破率80%
飛び込み営業の方法を紹介するぞ。

え?
インターホン突破80%は流石に嘘ですよね!?

下にスクロールしてくれ。
証拠画像が載ってるから。


今回教える飛び込み営業の基本さえ知っていれば、
新人だろうと月1000万円の売上ができる。

実際に僕が検証済みだから、
安心して1つずつ掴んでいこう
(^-^)

目次[非表示]

  1. 第1章 リフォーム飛び込み営業インターホン突破80%のトーク
  2. 第2章 リフォーム飛び込み営業の超基本5ステップ解説
  3. 第3章 リフォーム営業で契約率95.6%!現場音声を極秘解説【実績付き】
  4. 第4章 まとめ

第1章 リフォーム飛び込み営業インターホン突破80%のトーク

まずは、
飛び込み営業のトークから解説していく。


渋い声だろうと、
高い声だろうと、


まずは、
インターホン突破率80%を超えた
トークを覚えて欲しい。

インターホン80%突破の意味がまじで分かりません。


僕は10%くらい・・・

まだ言ってるのか(笑)
証拠を出させてもらうね(^-^)

これは、
営業塾 助け舟の塾生さんとのLINEのやりとりだ。

正直いわせてもらうが、
インターホン突破率は80%で止まらない方も多い。


一番すごい塾生さんだと、
突破率100%(単日)だ。

嘘だと思う方もいらっしゃると思う。
僕自身も、ネットの世界は8割が嘘だと思っています


だけれど、
インターホンを突破できた事実は変えられない。

『信じられないけれど、
信じてみたい‥』

という稀有な方は、
皆さんのド直球な本音を聞いてみてください。

どうやって高い突破率を達成しているのか?


その最大の要因は、
トーク以外の準備を徹底的にしているからなんだ。

インターホントーク以外のノウハウについては、
『第3章 飛び込みインターホンで80%突破のコツ』
で解説してるよ!


ぜひ血肉にして成果に結びつけてね(^-^)

早速、
インターホン突破率80%のトークを解説します!!

▼インターホン突破率80%のトーク




「ピ~ンポ~ン」





お世話になっております。


私、XX の近くにある、
○○会社の○○

(名前フルネーム)
と申します。


今日は✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ではなく、
こちらの地域に
ご挨拶の方
させて頂いておりまして、


お時間の方は、
お取りさせませんので、
すいませんが少し・・


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎



【ご注意】
「✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎」の部分は、
営業塾の皆様にだけお伝えしているトークです。



今回せっかく記事を読んでいただいている皆様には
大変申し訳ないのですが


大事な塾生さんが僕ら助け舟にとって一番なので
ご了承いただけますと幸いです。


えっ‥これだけですか?

うむ。これだけ。

ここで大事な話がある。


闇雲にこのトークを喋りさえすれば
インターホン80%で突破できるわけじゃない。

これから解説する5つのポイントを押さえて
トークを喋ってほしい(^-^)

それだけで、
インターホン突破率は格段に上がるからね。


インターホン突破のコツ①
柔らかく丸い声色でトークを喋る

インターホン突破のコツ1つ目は、
「柔らかく丸い声色でトークを喋る」こと。

僕は過去に5万回
断られてきたんだけれど・・・


断られ続けて気がついたことは、


高すぎる声は避けた方が、
インターホンを突破できる
ってこと。

お母さんが電話口で急に声が高くなるのを
イメージしてみてほしい(^-^)

よそ行きの声って感じだね。

実際にインターホン越しにトークを喋る時には、
柔らかくてまあるい声をイメージしてみてね!


僕なりにサンプルを録音してみたから、
こちらから確認してみてください!!

インターホン突破のコツ②
適切な間を作って喋る

インターホン突破のコツ2つ目は、
「適切な間を作って喋る」こと。


先ほどのインターホントークを、
超早口で喋るよりも、

適切な間を作りながら喋ってみよう(^-^)

(間) という記号を入れている箇所が
間を入れるポイントだよ。

▼インターホン突破率80%のトーク



「ピ~ンポ~ン」




お世話になっております。(間)


私、XX の近くにある、
○○会社の○○

(名前フルネーム)
と申します。


今日は✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ではなく、(間)


こちらの地域にご挨拶の方を
させて頂いておりまして、(間)


お時間の方は
お取りさせませんので、(間)


すいませんが少し(間)・・


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎



こう見ると、
かなりの間があるように見えるかもしれないね。

意図的に間を作る最大の理由が、

そんな時に、
間髪入れず早口で喋られると
お客さんは

「何言ってるかわからないから、
とりあえず断っておこう」

と感じてしまうんだ。

そうならない為の工夫の一つが、
適切な間を作ることなんだよ(^-^)

インターホン突破のコツ③
カメラからサッと消える

インターホン突破のコツ3つ目は、
「カメラからサッと消える」こと。

インターホンの多くは必ずカメラが付いている。

インターホントークを喋った後に、
サッとカメラから消えることで、


「あ、この営業さん、
玄関前で待ってるのね」


と思っていただける。

お客さんに出てきて
頂きやすくなるよ。

むしろ、
知らない人がずーっとカメラを見てたら
少し怖いよね。

奥様がお一人で
ご自宅にいらっしゃるなら、
尚更怖がらせないよう
配慮しよう!

インターホン突破のコツ④
自分の声を録音して振り返る

インターホン突破のコツ4つ目は、
「自分の声を録音して振り返る」こと。

自分の現場での声を録音して聴いたことあるかな?


録音したことがない方は、
今日ぜひやってみてほしい。

初めて自分の現場音声を聴いた時に、
多くの営業はきっと驚くと思います。

「俺の声、
こんな変な感じだったんだ!?」

って、違和感がすごいはずだよ
(^-^)

現場で緊張状態になっている
自分の声。

思ってた普段の声と全く違うんだ。

ということは、
お客さんにまで不自然な緊張感が
伝わっている
もの。


現場での緊張感をといて、
リラックスした状態でトークを喋れているか?

録音すれば簡単に確認できるから、
ぜひ試してみてね!


インターホン突破のコツ⑤
家で練習する

インターホン突破のコツ5つ目は、
「家で練習する」こと。

さっき、
自分の声を録音して振り返ることを
解説させて頂いた。

会社に戻ってから、
自分の声を聴いた時に、

こんな違和感があるなら、
ぜひ家で誰かを相手に練習してみてほしい

喋れば喋るほど、
緊張感は自然と消えていく。

ご家族や恋人にお願いして、

「俺の喋りかた怖くないかな?」
「俺の声って緊張感あるかな?」

こんな風に、
客観的にどう聞こえるかを確認してみてね(^-^)


第2章 リフォーム飛び込み営業の超基本5ステップ解説


実際に、
インターホン突破の習慣を身につけて欲しいのが一番なんだ。


最初に立ちはだかる壁がインターホンだからね。


インターホン突破率が8割を超えたなら、
10件訪問すれば8人のお客さんにお会いできるってこと。


外壁とそ男くんの突破率が1割だった。
10件訪問しても1人のお客さんにしか会えない。


会えるお客さんの数が圧倒的に違ってくるから、
最初にインターホントークを押さえてね!

その上で、
これから解説する
5ステップが生きてくる。

リフォームの飛び込み営業は
この流れで常勝だ(^-^)

これさえ守れば、
契約率95%にグッと近づくぞ。


ちなみに、
リフォーム以外のどんな取扱商材でも
この5ステップは共通する!!

丁寧に説明していくから、
焦らずについてきてくれ!


【リフォーム飛び込み営業】STEP1.インターホン突破

リフォーム飛び込み営業のSTEP1.は、
「インターホン突破」です(^-^)

▼インターホン突破率80%のトーク




「ピ~ンポ~ン」





お世話になっております。(間)


私、XX の近くにある、
○○会社の○○

(名前フルネーム)
と申します。


今日は✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ではなく、(間)


こちらの地域にご挨拶の方を
させて頂いておりまして、(間)


お時間の方は
お取りさせませんので、(間)


すいませんが少し(間)・・


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


第1章で徹底解説した
このインターホントークは、

ぜひスクショで残しておいてください

そして、
現場で試してみてほしい(^-^)

飛び込み営業は、
インターホン突破が当たり前になってくると
格段に面白く楽しくなるもの。

これを決めて、
1日ずつ積み重ねていこう!


【リフォーム飛び込み営業】STEP2.ツールを手渡しする

リフォーム飛び込み営業のSTEP2.は、
「ツールを手渡しする」です(^-^)

インターホンで出てきてくださったお客さんに、
必ず感謝を伝えてから

自己開示のチラシなど、
会社で配っているツールをお渡ししましょう!

このタイミングで
拒否されるのだとしたら、

過去に飛び込み営業で
嫌な経験をされているお客さんかも
しれない。

ツール手渡しから先に進めない方は、
この記事の第2章
インターホン突破後のコツを書いているよ。

ぜひ参考にしてみてね!


【リフォーム飛び込み営業】STEP3.人間関係構築の雑談に入る

リフォーム飛び込み営業のSTEP3.は、
「人間関係構築の雑談に入る」です(^-^)

飛び込み営業で雑談をさせて頂く最大の目的は、
お客さんに少しでも安心して頂くことなんだ。


誰だって、
いきなり来たどこの誰かも
わからない人は怖いもの。

だからこそ、

「お客さんの話したいことを
質問によって聴かせていただく」

そんな雑談をしてみるんだ。

8割の営業が勘違いしていることなんだけど、
雑談は、
営業が一方的に世間話をすることじゃない。


お客さんが話したいことを、
聴かせていただくのが、
営業の雑談なんだよ(^-^)

人間関係を構築する為の雑談で
苦戦することが多い
なら、

この記事に、
全国1位の雑談のコツ
まとめてるよ。

ぜひ参考にしてみてね!


【リフォーム飛び込み営業】STEP4.立ち話でヒアリングさせて頂く

リフォーム飛び込み営業のSTEP4.は、
「立ち話でヒアリングさせて頂く」です(^-^)

雑談によって人間関係ができた時に、
初めてお客さんの口から

「不安・悩み」が出てくるようになる。

トップ営業が具体的
どんなヒアリング
させて頂いているか?


その答えは、
この記事に詰まっています。

ぜひ読んでみてね(^-^)


【リフォーム飛び込み営業】STEP5.次回アポを頂く

リフォーム飛び込み営業のSTEP5.は、
「次回アポを頂く」です(^-^)

お客さんの
「理想・希望・不安・悩み」
を聴かせて頂いたら、
次回アポをいただこう!

次回アポの目的は、
お客さんの不安・悩みを解決する具体策の提示を目的にするんだ。


曖昧な目的で次回アポをいただこうとすると、
必ず断らさせてしまう。

お客さんの時間をダラダラと
吸い取るのが営業の仕事ではないよね(^-^)

ヒアリングで、
お客さんの不安・悩みを聴かせて頂いたら、
次回アポはスムーズに頂けるものなんだ。

第3章 リフォーム営業で契約率95.6%!現場音声を極秘解説【実績付き】

ここからは、
リアルな現場音声の文字起こし
徹底解説していきます!

お客さんとのやり取りを学ぶには、
実際に営業をしている様子を
知ることが一番の近道


どのタイミングヒアリング
フロントトークをしているか、
解説も交えているから
何度も読み直してほしい。

これが自然にできるようになれば
契約率もグッと高くなるからね。

全てを一度に覚える必要はないから、
契約率が高い営業の会話をしることから
始めてみてね(^-^)

予算5万円と提示されたお客さんが、
最終的に125万円の契約に至った
「売らない商談」の事例を紹介するね。

この商談は、
ただ商品やサービスを売るのではなく、
お客さんの理想・希望に寄り添い、
信頼関係を築くことで成功した
んだ。

以下では、どのようにして
お客さんの理想・希望を聴かせて頂き、
125万の契約に繋げたのかを
対話形式で紹介するよ。


  1. 【リフォーム 飛び込み営業】挨拶・雑談
    商談を始める前の挨拶。

ここで営業担当者は
丁寧な挨拶を心がけよう。


なぜなら、挨拶の仕方ひとつで、
相手に与える印象が変わるからなんだ。

丁寧な挨拶や相手の話したいことを
聴かせて頂く雑談で、
リラックスした雰囲気を作ろう。

商談はこの段階から

すでに始まっているんだよ。


「どのようにすれば、

一番印象が良いか?
考えながら挨拶と雑談をしよう。

でも、だからといって

緊張しすぎる必要はない。


あまりピリピリしていると、

相手にも伝わるからね。

最初は緊張しすぎるかもしれないけど、
大丈夫、あなたなら出来るはずだよ!

それでは早速、実際に営業でどのような会話をしたのか
営業担当者の中山さん

助け舟の中西

そして訪問先のご夫婦

との会話を見てみよう。



営業担当者(中山):
こんにちは、

お世話になっております。
ラパンリフォームの中山です。

中西 :
こんにちは。
はじめまして、

中西と申します。

奥さん :
よろしくお願いします。


中山:

連休のお忙しい中、

失礼いたします。

奥さん :
いえいえ。
お子様がいらっしゃるのに
働かなくちゃいけないのかと
怒られませんか?

中山:
いえいえ。
うちは慣れていますから。

奥さん :

見積もりは出来ていますか?


中山:
はい、できております。

奥さん :
何だか暑くなりましたね。

中山:
そうですね。

中西:
昨日は肌寒かったんですが。

奥さん :
本当に、暑いのか寒いのか
分からなくなりますね。

中山・中西:
失礼します。
こんにちは。
お世話になります。

ご主人:
今日はおふたりで来られたんですね?

中山・中西:
はい。

奥さん :
どうぞ。
今日はこっちから入れるから。

中山・中西:
失礼いたします。

ご主人:
どうぞ。

中西:
改めまして、
ラパンリフォームの中西と申します。

ご主人:
よろしくお願いします。

中西:
 ご丁寧にありがとうございます。

ご主人:
中西龍一さん。
ドラゴンですね。

中西:
はい。そうです。
父親が一流の人になるようにと
この名前をつけてくれました。

ご主人:
龍一になっちゃった。

奥さん :

それじゃ、ご長男ですか?

中西:
そうです。
でも、まだまだ三流なので、
父親が期待するような一流になれるように
努力していきます。

奥さん :
頑張ってください。

ご主人:
それでは、辰年なんですか?

中西:
いえ、イノシシ年です。

ご主人・奥さん:
イノシシ年なんですね。

中西:
ちなみにご主人さまと奥さまは
何年ですか?

ご主人:
ワンワンとモーモーです。

奥さん :
モーモーって…。(笑)
丑年です。

中山:
私の妻と一緒です。

ご主人:
へぇ、そうなんですね。


奥さん :
私のほうが年は二周りも
上かもしれませんけどね
(見積書を見ながら)

ご主人:
すごいですね。
立派な(見積書)。
紙代が勿体ないです。

中山:
いえいえ。

奥さん :
丁寧にハガキまで書いて頂いて。
とても丁寧な対応をされると思って、
驚きました。※

中山:
ご主人さまのお話が面白かったので。

ご主人:
いえいえ。

奥さん :
いつも変なことばっかり言うから…。
恥ずかしいんですけどね(笑)


この雑談のやり取りでは、
中山さんが自然な流れで会話を進め
奥さんとご主人に配慮しているんだ。


お客さんは商談に対して
少し緊張している可能性がある
からね。

最初にこうした軽い会話を挟むことで、
心理的な距離を縮めることができるんだよ。

また、中山さんは前回訪問後に
お礼状を送っていたんだ。


訪問後は、必ずお礼状を書こう。

小さな好印象の積み重ねが、
お客さんとの人間関係を深くするからね。


  1. 【リフォーム 飛び込み営業】フロントトーク
    商談が本格的に始まる前の
    「フロントトーク」は必要不可欠。

フロントトークは次の2つの目的のために
非常に重要なんだ。

着座したら必ずフロントトークを
伝えてあげてね。


それじゃ、フロントトークを交えた
商談の様子を見てみよう。

中山:
ありがとうございます。
先日の打ち合わせの際にお渡しした
資料はお持ちですか?


奥さん:
これですね。

中山:
ありがとうございます。


まずは本日、お時間を頂き
ありがとうございます。


ご主人:
いえいえ、こちらこそ。


奥さん:
こちらこそ、
連休中なのにすみません。


中山:
いえいえ。
とんでもございません。


*<フロントトークここから>*



中山:
本日はご縁を頂き、
お時間を作っていただいたので、
今からお話をさせて頂きます。


今日のお話は全て、

ナラ様が大切になっている
お家のお話ですので、私の方から


と、押し付けるような真似は

いたしませんので
ご安心ください。


今から色々と提案させて頂きますが…。



中西:
僕たちのスタントとしましては、、
営業というよりも
サポーターとして
お役に立ちたいと思っています。


ご主人様と奥さんの理想や希望と、
現実とではギャップ
があると思います。


僕たちは、その差を埋めるための
お手伝いさせて頂きたいと考えております。


*<フロントトークここまで>*


奥さん:
私達も、もう年ですからね。
あと10 年ぐらい持てば
十分だと思っているんです。


中西:
わかりました。
僕たちはご希望されている
10 年間をもたせるための
サポートをさせて頂きます。


奥さん:
最低限のメンテナンスなどを
やって頂ければ良いかなと。


中西・中山
わかりました。

中西:
可能であれば家族会議だと思って、
何でもお話頂ければと考えております。


奥さん:
あまり色々提案されても、
こちらも困っちゃうので…。


中西:
いえ、金額とかのお話ではなく、
あくまで家族会議に参加させて
頂ければと言う思いです。


中山:
そのような気持ちでおりますので。


奥さん:
ありがとうございます。
そこまでして頂けると安心します。


ご主人:
よろしくお願いします。


中山・中西
よろしくお願いいたします。


ここで営業側は「売らない」という姿勢
明確にお伝えしてるよね。


これでお客さんは安心して、
自分たちの本音を話してくれる。

お客さんが叶えたい希望や
解決したい悩みなどを
聞かせて頂く下準備が整ったんだ。


  1. 【リフォーム 飛び込み営業】前回のヒアリングを振り返る

フロントトークの次は、
前回の訪問時に行った
ヒアリングの振り返りをしよう。

この段階では、次の2つのポイントのために
ヒアリングの振り返りは必要なんだ。


前回話した内容を思い出してもらう
解決したい点や優先順位を確認する

この2つの点に注目して、
お客さんとのやり取りを見てほしい。

ご主人:
それでは、
本題に入ってください。

中西:
どこからサポートすれば
良いでしょうか。


中山
先週のお話の振り返りから
させて頂きますね。


前回ヒアリングさせて頂いてから
1週間経ったのですが、
前回「これ言うの忘れたな」
と思うことってありますか?


反対に、プランの中で、
「これは要らなかったかも」
と思う部分はいかがでしょうか?


ご主人:
伝え漏れはないんですけど、
過不足はサービスごとの
単価を出していただいて
考えたいですね。


ご主人:
総額から優先順位高いもの
選べばいいんですよね?

中山:
その通りです。


ご主人:
では、まず軒天からお願いします。


中西:
軒天からですね。


中山:
最もご心配されてるのは
軒天ですね。


奥さん:
軒天の状態が心配なんです。
あそこから何か
入り込んでいるみたいで…。


ご主人:
コウモリだ。

中西:
なるほど、これが1位ですね。
それでは2位は
どの箇所になりますか?


ご主人:
雨戸だ。
雨戸が落ちるからね。


奥さん:
雨戸の一本引きが
老朽化してるとか。

中西:
分かりました。
それでは3番目に
心配な箇所はどこですか?


ご主人:
トタンだね。


奥さん:
トタンの赤くなっている部分が
気になってるんです。


中山:

奥さんが以前、

気になさっていた箇所ですね。


奥さん:
えぇ、そうです。


ご主人:
トタンと…あとは…

中西:
あとはもうありませんか?


ご主人:
あと、外壁も心配だよね。


奥さん:
外ですね、屋根の外周り。


中は問題ないので、
外壁を重点的にお願いしたいです。


中西:
外壁がしっかりしていれば、
長持ちしますもんね。


分かりました。


それでは、ここを中心に
疑問点や不安点を
解決していきましょう。


ご主人:
この窓って何でしたっけ?


奥さん:
ほら、断熱。

中山:
そうですね。


ご主人:
これは予算がないから後回しかな。

中西:
断熱窓は後回しということで。


ご主人さまのご要望があれば
すべて教えてください。


僕たちから押し付けるつもりは
ありませんので。


あくまでもご主人さん、
奥さんの大事なお家ですから。


ご主人:
それは先日も伺ってます。


中西:
すいません、何回も。


奥さん:
いいえ。

前回のヒアリングの振り返りを行って
お客様の要望を再確認しているよね。


営業が無理に提案を押し付けるのではなく、
お客さん自ら優先事項を示すように
誘導する
のがポイント。

お客さんも自分たちのペースで
商談が進められるから、
安心感を持ってお話頂けるんだ。

4.【リフォーム 飛び込み営業】まとめ

ここまでの「フロントトーク」
「ヒアリング振り返り」

この2つを丁寧に行なうことで、
成約率6割以上はほぼ確実


なぜなら、これらをやることで
商談の目的が明確になり、
営業とお客さんが同じ方向を向いて
話ができるようになるからなんだ。

商談スタート時には、次の2つを徹底しよう。

「商談だから、商品説明しなきゃ!」
と、焦る必要はないからね。


商談は営業のための時間ではなく、
お客さんのための時間

だから、まずは「フロントトーク」
「前回ヒアリングの振り返り」を必ずやり、
営業の意図をちゃんとお客さんに伝えよう!

次は、
初対面で反応が冷たかった奥様が、
次第にご自分の事をお話しいただき
笑顔になったヒアリング

を紹介する。

初対面の相手には、
少なからず警戒するよね。


この時の奥様も、始めは警戒からか
あまり好意的とは言えなかったんだ。

でも、最後の方では笑顔でご自分の
身の上話もしてくれるほど打ち解けた

以下では、どのようにして
奥様の反応を変えたのかを
対話形式で紹介するよ。

  1. 【リフォーム 飛び込み営業】挨拶
    商談を始める前の挨拶。

ここで営業担当者が
自己紹介を行っている。

自社の紹介をする時は、

「○○の近くにある」など、
身近で分かりやすい場所や建物を
入れると覚えてもらいやすいんだ。

それでは早速、実際に営業で
どのような会話をしたのか、
営業担当者と助け舟の中西、
そして訪問先の奥さんの会話を
見てみよう。

​​​​

営業:
こんにちは


中西
こんにちは、
お世話になります。


営業:
市役所の近くにある、
○○ホームの○○と申します。



奥さん
下がステーキ屋さんの建物ですか?

営業:
そうです。
その上が私どもの
オフィスになります。
(車を移動)


営業・中西
よろしくお願いします。


奥さん:
よろしくお願いします。


営業:
こちら、
新しいチラシをお持ちしました。
是非ご覧になって頂ければ
と思います。


本日は、塗装を検討されていると

お伺いしましたので、
ご自宅のご状況や

原田さんのご要望をお聞きしながら
メモを取らせていただきます。


奥さん:
家の中が
シッチャカメッチャカで…。
玄関でお話しても良いですか?


営業:
シッチャカメッチャカですか?
玄関でも大丈夫です。

営業・中西
失礼します。お邪魔します。


営業:
こちらの方は、息子様ですか?


奥さん:
次男です。

営業:
うちのことはチラシで
ご覧になったんですか?


奥さん:
ポストに入ってる
チラシを目にして。

営業:
何度か見たことありますか?


奥さん:
裏面のデザインが印象的で。

営業:
それでは、お話をお伺いしながら
進めさせて頂きます。


先程車で原田さんのご自宅を
一周してみたんです。


正直言うとですね、
非常に綺麗という印象なんですね。


奥さん:
そうですか?
この辺りは昭和49年に
建てられた家ばかりで、
裏と角の家は
建て直ししていないんですよ。


だからすごい年数が経ってますね。

営業:
原田さんのお家は
そんなに経ってないんですか?


奥さん:
うちは絶対に
持たないと思ったので、
一度壊して建て直ししてます。


だから、ここは築12年くらいです。

営業:
もたないというのは?


奥さん:
この家は昭和49年の建物ですから、
私達が死ぬまでもたないと思ったんです。


途中でリフォームをしなくちゃいけないということで、
一度壊して建て直したんです。


今年の7月で13年目になります。


営業:
12~13年前に
建て直したんですね。


ここでは、最初に「ステーキ屋の下」と
分かりやすい説明を入れてるよね。


これで、奥さんの中でも、
どこから来た営業なのか
明確になった。

次に、奥さんに
チラシを渡しているんだ。

こまめにチラシを渡しておくことで、
何かあった時に
思い出してもらいやすくなる。

  1. 【リフォーム 飛び込み営業】フロントトーク
    次にフロントトークの段階。

フロントトークの目的は、
営業から売り込みをしないと伝えることで、
お客さんがリラックスした状態で
話を聞いてもらうこと。

もう一つが、
お客さんの理想を叶え、
抱えている不安や悩みを解決したい
んです、
ということを伝えることだったよね。

今回も、早い段階で
フロントトークをして、
お客さんに安心感を与えている。

それじゃ、フロントトークを交えた
商談の様子を見てみよう。


中西:
今回はお問い合わせ頂き
ありがとうございます。


*<フロントトークここから>*


弊社に
お問い合わせ頂いた皆さんに、
必ずお伝えしていること
があります。


後々になって
「あれはなんだったけ?」
となることもあると思いますので、
こちらの資料もお渡しいたします。


私達は、
施工や工事をするのと同様に、
ご主人さまや奥さまのお考えが
業者に正しく伝わることも大事だと
思っているんですね。


少しお話をお聞かせ頂いた程度で
「それでは幾らになります」
と提案することはしません。


だって、工事費用も
安くはないじゃないですか。
ご主人さま、奥さま、ご家族の
大事なお家ですから。


ベストな結果になるように、
皆様と一緒に考えることが
私達の仕事だと思っています。


私達の会社の方針で、
皆様に笑顔になってもらえる
工事をしたいと思っています。


そのために、奥さまのお考えを
私達が100%に近い形で
理解しないと、
誤解や行き違いが
あるかもしれません。


などと思わせてしまうのは
絶対に避けたいんです。


もちろん、
施工や工事を依頼する会社は
皆さんでご自由に
決めるべきだと思っています。


ですが、


という時間にしたいんです。


そのために、奥さまのご要望や
不安に思っていることを
今お聞かせ頂いてるんですね。


*<フロントトークここまで>*


お問い合わせ頂いた時に、

何か不安な点や、
悩みまで行かないけど気になること

はありましたか?


「これがこうだったらいいなぁ」
と思うようなこと。


もし宝くじが当たったら、

どこをリフォームされたい
とお考えですか?


僕が見た限りでは、

そこまでの大工事は
必要ないかなと思いますが…。


奥さん:
外壁のヒビや
剥げている箇所が気になって、
塗り替えをしたい
と考えていたんです。

中西:
そうですか。

ご主人さまや家族の皆さんの
お考えがあるとは思います。


ですが、今日は奥さまの

お考えを教えて頂いて、
後ほど資料をご家族で

ご覧になってください。


そこで、皆さんで

お話するネタにしてください。


その後で、私達も

家族会議に参加させて頂いて、
お家を長持ちさせるサポートをさ

せて頂ければと思います。


奥様:
改築前の家も、

主人がこまめに業者に依頼して、
塗装はしていたんですよ。



それで、雨漏りしたら

原因を特定することが難しいし、
直すのにも倍の値段が

かかるじゃないですか。


だから早め早めで

修理をしたいと考えていたんです。


実は中古で築5年の

前の家を買ったんですけど、
壁の色がオレンジだったから、

その場で塗り替えたんですね。


いつも地元の業者に

塗り替えを依頼してたんですけど、
他の業者が来た時に、

色んな樹脂を見させてもらって。


値段は高いけど

「良いな」「もつな」
と思ったんです。
あとは主人が見て、
「もうそろそろ塗ったほうがいいかな」
という感覚で判断していました。


中西:
ご主人さまは、

お仕事は何されてるんですか?


奥さん:
主人は他界しています。


中西:
すみません。


奥さん:
いえ、だから私の意見で進めて
問題ありません。
長男や次男が
費用を出すわけじゃないんで。

中西:
それでは、

長男さんや次男さんのために、
お家を長持ちさせること

が目的ということで
よろしいですか?


奥さん:
そうですね。
一番気になっているのが
雨漏りです。


中古で家を購入した時も

雨漏りがしていて、
階段の途中まで濡れていたんです。


屋根にカバーが掛かっていて、
その下の窓から雨漏りしていました。


その時は、

ペンキ屋さんが見つけてくれて
助かったんです。


だから、

やはり早めに早めに対策したいなと
思ってます。


中西:
それは、
今のお家のお話じゃないですよね?


奥さん:
改築する前の家です。


中西:
それでは、今のお家で

一番気になっているのは
どこの箇所でしょうか?


奥さん:
一番気になるのは、

やっぱり雨漏りですね。


中西:
弊社には
雨漏り診断士もいますので、
事前にチェックすることも
出来ますし、
雨漏りの予防や対策も可能です。


奥さまは、雨漏りがしないように、
事前に予防したい
とお考えなのでしょうか?


奥さん:
そうですね、

雨漏りは
修理が大変じゃないですか。


どこから雨漏りしているのかを探すのも難しいし。

中西:
奥さま、

他に気になる箇所はありますか?


一緒に考えますので、

全部おっしゃってください。


奥さん:
室内が
どれだけボロボロだったとしても、
外側がちゃんとしていたら

住めるじゃないですか。


室内をどれだけ
リフォームしたとしても、
雨漏りがしたら元も子もありません。


だから、とりあえず
雨漏りしないように
外側だけはちゃんと対策したい
と思っています。


ここでもフロントトークでは、

「施工や工事、値段などは後々のお話です」
と、サービスや商品の提案よりも、
まずはお客さんが本当に解決したいお悩み
聞かせていただきたとお伝えしているんだ。

この段階で提案なんてできない。

なぜなら、本当にお客さんが叶えたい希望や

悩んでいることが分かっていないからね。

だから提案よりも先に、
「奥さまが本当に気になっているのは?」
聞かせていただいているのが分かるよね。

  1. 【リフォーム 飛び込み営業】雑談

奥さんとの距離をグッと縮められたのが、
ここからの雑談のお陰なんだ。


奥さんが「雨漏りの予防がしたい」
リフォームについて明かしてくれたよね。

でも、ここではまだサービスや商品の
提案をする段階じゃない。


なぜなら、奥さんとの信頼関係が築けておらず、
もしかしたらまだ直したい箇所がある可能性
残されているからなんだ。

だから、ここからは雑談を交えて奥さんとの
関係を強化していく。

それじゃ、続きを見てみよう。


奥さん:

正直な話をすると、
お金がかかるからリフォームは
したくないんですよ。


それよりだったら、自分の老後のために
貯金しておきたいくらいです。


でも、雨漏りのする家に住むわけには
いかないじゃないですか。


中西:
つまり、
お家を長持ちさせるために、
雨漏りの対策をしたいということですね?


奥さん:
そうそう。
私の代でやれることはやっておいて、
あとは子どもたちに任せたいんです。


できるだけ子どもたちの負担にならないように。


中西:
失礼ですが、
お母様はお若くみえるのですが、
おいくつでいらっしゃいますか?


奥さん:
今年で69になります。

中西:
見えないです!


奥さん:
もう70歳目前なんです。
昔は60とか70って、
おばあさんに見えたじゃないですか。
今は皆さん若いから。

中西:
お母様も若いじゃないですか。


奥さん:
今の若い世代、ママ友と呼ばれる
子育てのお母さんって若いじゃないですか。


だから若く見えるんじゃないですか。
その人達と比べたら、私ももう年です。

中西:
僕の中で70歳ぐらいの方は
姿勢が丸くなられてる
イメージだったんですが…。


奥さん:
腰が曲がってきたりね。

中西:
でも、お母様は
全然そんな風に見えません。
もともとスポーツか何か
されてたんですか?


奥さん:
実は私も
猫背気味だったんですけどね。

中西:
猫背になってませんね。


奥さん:
私の兄弟も猫背気味で、
小学校の頃から「猫背だよ」って
言われてたんです。


だから気をつけてはいたんです。

中西:
書道やお花とか、
綺麗な姿勢を保つような
習い事をされていたんですか?


奥さん:
書道はやってましたが、
お花はとんでもないです。

中西:
姿勢が悪いと
先生に怒られませんでした?
だから今も姿勢が綺麗なのかなって。


奥さん:
そうですね。
書道は姿勢が悪いと言われてましたね。



中西:
私、今年40なんですよ。
うちの母はもっと

おばあちゃんなんですけど、
65くらいです。



奥さん:
私のほうが上じゃないですか。

中西:
それなのに、

お母様の方がお若い。


うちの母と年齢も近いので、
本音でお伝えしたいことが
あるんです。


さっき一点考えるべきだな

と思っていたのですが、
お母様は老後の資金を

残されたいとおっしゃっていたので、
その点も考慮に入れる必要がある
と感じました。


私達の会社にとって、

ベストなのは売上です。


でも、
そういう問題じゃないじゃないですか。


僕は自分のお母さんに言えないことや、
言ってほしくないことを
言うわけにはいきません。


ここでは、リフォームに全く関係のない
奥さんの身の上話を聴かせて頂いてるよね。

営業では「商品が~」「サービスが~」と
ついつい自分の話をしがち。


でも、実は人は誰でも自分の話をしたい、
自分の話を聞いてほしいと考えている
んだ。

だからこそ、

雑談では相手の心に触れる話題


例えば、大切にしている物や自慢話を
鉄板ネタとして用意しておこう。

そうして、相手の話に耳を傾けることで、

「この人は話を聞いてくれる。
ここまでちゃんと聞いてくれる人は
今までいなかった」

と、思ってもらえるんだ。


4.【リフォーム 飛び込み営業】まとめ

今回は、雑談を通して相手との
心の距離を縮める重要性について紹介した。

営業では蔑ろにされがちな雑談だけど、
実は何よりも重要なんだ。

想像してみてほしい、
いきなり貴方の目の前に、
見知らぬ営業マンが現れて

「この商品どうですか?」
「今ならこのサービスお得ですよ」
「アンケート取らせてもらえますか?」

なんて言われたらどう思う?

はっきり言って邪魔だよね。

自分の貴重な時間を奪われている上に、
欲しくもない商品やサービスを
強引に勧めてくる。

挙句の果てに個人情報まで奪おうとするんだ、
頭にこないわけがない。


これを、あなたのご両親もされていると
考えてみてほしい。

心が痛くなるんじゃないかな?

自分の両親に出来ないこと、
してほしくないことは、
他人にもするべきじゃない。


だからこそ、営業ではまず雑談をして、
相手との信頼関係を築く必要がある。

商品やサービスの提案は、
相手があなたの言葉を
聞いてくれる態勢が
整ってからなんだ。

どうしても、

「売らなきゃ」「ノルマが」
考えてしまいがち。


でも、そんな自分の都合を相手に押し付けても、
良い結果にはならないからね。

大丈夫、焦る必要はないよ、
一歩一歩丁寧に進んでいこうね(^_^)

最後に、営業が訪ねた時は冷たかったご夫婦が、
あることをキッカケに表情が一変した


そのキッカケというのが「傍楽(はたらく)」


傍楽とは、お客さん(傍)を楽にすること
言うんだ。

以下では、お客さんをどのようにして
楽にしたのかを、対話形式で紹介するよ。

  1. 【リフォーム 飛び込み営業】挨拶・フロントトーク

最初はお客さんへの挨拶と、
フロントトークをしている。


ここでは、お客さんに押し売りしたり、
強引に提案することはないという旨を
お伝えしているよ。


営業A・営業B・中西:
こんにちは
お世話になります。


営業A
今日は現場の近くに
来ておりましたので、
この3人でお伺いしました。


見積もりと資料をお持ちしましたので、
ご説明をさせて頂ければと思います。


ご主人:
玄関で良いですか?


中西:
玄関で大丈夫ですよ。


中西:
資料を広げたいので
テーブルなどがあれば
助かるのですが…。


大事なお家のお話なんで。


営業A:
奥様にも同席していただきたいんですけど、
よろしいですか?


奥さん:
こんにちはー。


営業A・営業B・中西:
こんにちは。よろしくお願いします。


(奥さんが同席して準備が整う)



営業A:
お忙しい中
貴重なお時間をいただき
ありがとうございます。


今回は、
前回ご要望頂いた箇所の
点検させていただき、
資料と金額の方をお持ちさせて
頂きました。


最初に僕からお伝えしたいことが
1つあります。


以前お話ししたかと思いますが、、
僕は吃音症という症状を持ってまして、
説明もところどころ
聞き取りづらいところも
あるかと思います。


その場合はご遠慮なく、
「もう一度説明してほしい」
とか、分からない所がありましたら、
随時教えて頂ければなと思います。


その都度、僕の方から再度詳しく
お話をさせて頂きます。


*<フロントトークここから>*


本日、僕たちは
お伺いさせて頂いていますが、
あくまでこちらのご自宅は、
渡辺様がお仕事を頑張られて建てられた
大事なお家だということを
十分に承知しております。


今回の主役はあくまで渡辺様です。


ですからこちらから


といった営業は絶対にいたしません。


途中でご不明な点がございましたら、
その都度お知らせください。


渡辺様に
「これだったら良いね」
と言って頂けると
僕も嬉しいので。


今日は精一杯全力で
ご説明をさせていただきます。


中西:
反対に「こうじゃない」と思ったら、
いつでもおっしゃってくださいね。


あくまでも、ご主人様と奥様の
大事なお家のお話なんで。


家族会議のように、
ご遠慮なくご意見を
出して頂ければと思います。
ご主人さまと奥様の理想や希望を
叶えることがゴールなので。


僕らの仕事は、
ご主人様と奥様の理想・希望と
現実のギャップを埋めるための
サポーターだと思って来てますので。


主役はご主人様と奥様ですから、
「こうして欲しい」がありましたら
どんどんご意見をお願いいたします。


もしかしたら、
私達が理解していることが
完璧じゃないかも知れないので。


疑いの目を持ちながら
これからの説明を
ご覧になって頂ければと思います。
よろしくお願いします。


*<フロントトークここまで>*


営業B:
渡辺さん、
質問がありましたら、
いつでも随時質問されて大丈夫です。


僕らの目的は
良い工事になったら良いな
というところなんで。


家族会議みたいな感じで、
どんどんご相談やご質問をくださいね。


フロントトークでは、
あくまで主役はご主人と奥さん
というスタンスを崩していない。


実際、お家を建てられたのも
リフォームを決められるのも
ご主人と奥さんだからね。

そこでノルマのためとか
営業の都合で勝手に決めるのは
絶対にやっちゃいけないよ。

  1. 【リフォーム 飛び込み営業】前回ヒアリングの振り返り

お客さんと以前ヒアリングしているのであれば、
改めてヒアリングの振り返りをしよう。

お客さんが忘れていることや
「本当はこうしたい」などが
見つかるかも知れないからね。

それじゃ、続きを見てみよう。

(営業Aによる工事の内容や、
雨漏りによるリスクの説明。
途中で営業Aの言葉が詰まる)

営業A:

室内に水が入ってしまうと、
コンセントに水が入ってしまうと…。
すいません。


中西:
ご主人様と奥様が
今一番お聞きしたいことってなんですか?


ご主人:
この工事の件ですか?

中西:
はい、そうです。


営業B:
雨漏り以外でも、何でも大丈夫です。


ご自分のお家のことですから
渡辺さんが気になっている事があれば
ご遠慮なく教えて下さい。


ご主人:
先日、ドローンを使って
調査してもらいましたが、
その時に実際の状況や
危険な箇所があるのかを
知りたいですね。


営業B:
ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。


ご主人:
この家もかなり年数が経ってるから、
塗装が剥がれたりひび割れたりとか
あまり具合が良くないと思うんです。


かけて落ちている箇所も
見受けられたんで、
それが危険なのか気になります。


営業B:
ありがとうございます。
その部分から説明をしていきましょう。


僕らは不安を煽るような
営業はしません。

お困りのことを解決できれば
それで良いと思っています。


ですから、まずはそちらの説明から
始めていきましょう。


中西:
他に気になる点はありますか?
何でもおっしゃってくださいね。


奥さん:
その「なんでも」が分からないんです。
リフォームに関しては
まったくの無知なんで。


お話を聞いてから出ないと、
何も分かりません。


だから、「こうしたい」という希望も
決まっていないんです。


とりあえず今は、
屋根に危険と思われる所があるので、
それが一番気になっています。


風が吹いてそれが落ちると大変なんで。


うちだけの被害なら良いんですけど、
ご近所さんや通行人に当たるんじゃないか
っていうのが一番の心配事です。


(中西が営業Bに声をかける)

中西:
まずはお家の状況をお伝えして、
「そういう状態ね」
と、ご理解頂けるようにしよう。


分からないことは分からなのは
当たり前の状態だからね。


そこに寄り添って進めていきましょう。


改めてヒアリングをしてみると、
ご主人も奥さんも、
何をすべきかが
分かっていなかった
だ。

こういうケースは珍しくない。


だからこそ、再ヒアリングをすることが
重要ということを覚えておこう。

その上で、改めてヒアリングをさせていただくことで、
本当に叶えたい望みや悩みが見えてくるんだ。


4.【リフォーム 飛び込み営業】 傍楽とは?


お客さんに再度ヒアリングをした結果、
本当に不安に思っていることが
明確になった。

そこで、お客さんの悩みを
すぐに解決することで、
冷たかったご夫婦の対応が
ガラッと変わることになったんだ。

それじゃ、どんな傍楽をしたのか
続きを見てみよう。

(営業Bが屋根の一部を差しながら)

営業B:
渡辺さん、
これ今日取り外しましょうか?
不安を煽るわけじゃないですが。


ご主人:
取れます?

営業B:
お隣さんにはしごかけられるなら。
すぐに取り外しは可能です。


今のうちに
これとこれを取り外さないと、
大雨が降った時に
隣に落ちる可能性があります。


奥さん:
それが一番怖いんですよね。

営業B:
これは危ないので、
取ったほうが良いです。

中西:
それを取り外して心配がなくなるなら、
取ってしまったほうが良いですね。


それはもう直らないですもんね。


営業B:
これはサービスしますので
お隣さんに声をかけさせて頂いて、
ハシゴがかけられるなら
やっちゃいましょう。


(急遽、お客さんが
不安に思っていた箇所の
取り外しが行われる)

中西:
良かったです。


今取り外した箇所は、
緊急度で言うと、
かなり高いかなと思います。


具体的には穴が空いている状態で、
今は防水シートでなんとか持っている
といった状況です。


人体で例えるなら、
皮膚が取れているような状態なんで。


それじゃ、今の状態のご説明を
ご主人さまと奥様に。


営業A:
はい


(営業AとBにより屋根と外壁の説明を
過去の事例を交えて丁寧に行わえる)


営業B:
雨樋って、
何で取れたか分かりますか?
心当たりとかってあります?


ご主人:
分かんないです。
気づいたら取れてたんだよね。


他の業者さんがきて、
「ここ取れてますよ」って
それで初めて気づいたんだよね。

中西:
火災保険を使ったほうが良いと思う。


営業B:
火災保険には
ご加入されていますよね?
一年半前に雹降ったの覚えてますか?


僕、その時トータル50件くらいの
火災保険お手伝いしていたんです。


雨樋がボコボコに穴空いたとか
割れたとかの被害が結構あったので。


そういった場合は
火災保険を利用して、
雨樋を直す申請ができるんです。


火災保険の申請は3年間有効なので、
今からでも申請する権利があります。


ご主人:
でも、雹害で壊れたか分かりませんよね?

営業B:
そうですね、

ですが、原因は誰にも分かりません。


だから、火災保険を出してみて保険会社に
判断を委ねます。

中西:
火災保険の判断は
保険会社さんが行います。


今回のように
自然災害が原因で壊れたのであれば、
だいたい認められるので

出してみたほうが良いでしょう。


雨樋は故意に壊しようがない
箇所ですからね。


それで修理費が出るのであれば、
使わない手はないと思いますよ。


営業B:
作業のお手伝いも
無償で僕らがしますので。


ステップは簡単で、
書類を3つ揃えるだけです。


(火災保険の申請手続きについて説明)


営業B:
何の被害ですかと言われたら、
「雹の被害で雨樋が壊れた」
と伝えてください。

中西:
「トベシンホームが言ってた」
って言って大丈夫ですから。

営業B:
雨樋が壊れて水漏れもしているって
保険会社にお伝え下さい。

中西:
トベシンホームさんに言われて、
写真も撮ってもらったって言ってください。


最悪、ありえないですけど、
ご主人様と奥様に
迷惑がかかることはないです。


何かあったとしても、
僕らの責任にしてください。

営業B:
郵送物が届いたら、
またお手伝いします。


書類書くのと、
​​​​​​​写真と見積もりですね。


これを持ってきて返送するだけです。


別に僕らはこれは無償でやるので、
「トベシンさんで工事しないと
いけないのかな」
とか思わなくて大丈夫です。


お客さん(傍)が本当に不安に思っていたことを
その場で解消して気持ちを楽にすることで、
ご夫婦の対応は一変したんだ。

このあと、おふたりは

営業の話を聞く状態になり、
スムーズに商談が進むことになる。

お客さんを楽にする
「傍楽」をすることで、
お客さんとの信頼関係を
築くことができたんだよ。

あなたも、営業をする時は
「どうしたらお客さんが楽になるか」
意識してみてほしい。

あなたなら、きっとお客さんと
良い関係を築けるはずだよ。

遠くから応援してるからね!(^_^)

第4章 まとめ

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

インターホン突破率80%のトーク
はコチラです!




「ピ~ンポ~ン」





お世話になっております。


私、XX の近くにある、

○○会社の○○(名前フルネーム) と申します。


今日は✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ではなく、


こちらの地域にご挨拶の方

させて頂いておりまして、


お時間の方は、

お取りさせませんので、


すいませんが少し・・


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎



実際のトークは

どうしたらいいですか?

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中西 龍一

中西 龍一

助け舟株式会社 代表取締役 営業塾助け舟主宰、現在塾生150名、 リフォームの飛び込み営業で4年で4億円の売上を達成。 過去に太陽光販売の個人営業で中四国地方の契約件数No1の実績を持つ。 現場第一の現場主義の営業コンサルタント。 現場で通じる営業トーク&チラシ作成、エリアマーケティングの指導を得意とし、現在までに3000人以上に営業ノウハウを指導。 営業塾では生命保険営業の塾生から、COT、MDRT、東海1位、東北5位、名古屋1位、千葉1位、山形1位、県内TOP10を20名輩出し、 国内生保のチーム成績でグランプリ獲得したマネージャーさんも輩出。 リフォーム会社のコンサルティングではチラシ集客、エリアマーケティング、紹介営業により年間の問い合わせ349件獲得。各社平均売上2倍以上になっている。 リフォーム営業の方々もチラシ集客と商談力の強化により、平均売上2倍を達成中 自身も今現在、週2日リフォーム営業同行の現場に出ていて契約率81%

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