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「営業は辛い、断られるのが基本」ではなく三方良し 営業研修②

こんにちは。


最近、

道端で出会うワンちゃんに

吠えられて、なんだか切ない


助け舟株式会社の田尻です。

(゚∀゚)ナゼ


今回の営業研修は、

前回の記事の続きです。


まだ、ご覧になっていない方は

先に前回の第1回の営業研修の

記事をご覧くださいませ。

(^-^)




第1回の営業研修の動画も

ご覧くださいませ。(^-^)



そして、今回の記事は

営業研修の第2回目です。



「営業ってお客さんに

嫌われてナンボって聞くけど


嫌われる為に

お客さんのところに行くの?」


以前勤めていた会社で、


「お客さんの為よりも

自分の売り上げの為」


そんな考えで、

売り込み営業をして


お客さんに嫌われる自分が

嫌になることがよくありました。


思い出すだけでも

当時の自分に対する

嫌悪感がよみがえります。


今回の営業研修で

営業マンの方に

知って欲しい営業の基本、

「三方良し」


1.お客さん良し

2.営業マン良し

3.関係者良し


について

教えてもらったことを

共有させて頂きます。




1.前回の振り返り 営業研修の目的「充実した人生を送る為にビジネスの基本を体得する」


「田尻さん、前回に引き続き

営業研修を進めていきたいと

思います。


よろしくお願いします」


「よろしくお願いします」





「前回から

営業研修を始めました。


今回は、営業研修の第2回目

です。


営業研修をどういった目的で

やっていくのかということを

2人で勉強したと思います。


もう1回、振り返りのために

前回勉強した


営業研修の目的を

教えてください」


1-1. 営業研修の目的『充実した人生を送るために、ビジネスの基本を体得すること』



「営業研修の目的は


『充実した人生を送るために、

ビジネスの基本を体得すること』


です」


【営業研修の目的】



「はい、ありがとうございます」

実は、この営業研修の目的を

2行に分けていることには

理由があるんだよね」


【営業研修の目的】



「1行目の

『充実した人生を送るために』

っていうのが

究極の営業研修の目的です。

狙いです。

2行目の

『ビジネスの基本を体得する』

これが手段なんです。

1行目が目的

2行目が手段です」


1-1-1. 仕事や私生活で大変な時でも、生活の基盤を支える為にビジネスの基本が大事


「間違えてもらいたくないのは

仕事でも私生活でも、

やっぱり大変な時があるわけね。


だけど、

仕事やってかなきゃいけないじゃん」


何度もうなずきます。



「そうするとそこで、

心折れたりね。


あるいは私生活が大変な時って

あるじゃない。


そんな時って、

僕みたいな人間だと

仕事で手を抜きたく

なるんだよね。

弱いからね。


田尻さんはそんなことないと

思うけど」



そんなこと、あります。

と心の中で。



「だけど、本来は

幸せになりたいわけでしょ。


研修の目的にあるように
充実した人生を

送りたいわけでしょ。


私生活で常に恵まれている

わけでもないし

病気があるし

ご家庭もあったりね。

色々なことが起こる。

だからこそ、

生活を支えるための基本としても


しっかりと、

研修の中で

ビジネスの基本を掴むこと。


ビジネスの基本をきちんと

やっていかないといけない


と言うことを

前回の研修で

2人で考えていったよね」


2.営業研修 ポイント①「働く」の本質とは、「傍を楽にする事」が基本

「今回の営業研修では、

『充実した人生を送る為に

ビジネスの基本を体得する』


という営業研修の目的を

更に深掘りしていきたいのね」


研修の目的を深掘り・・・

何だか、難しそうだな



「田尻さん、

ビジネスってなんだろうね?」


いきなり質問が飛んできました。



「ビジネスとは・・・お仕事。

お金を生み出す行動の

ようなもの・・・」


おそるおそる答えた。



「田尻さんは、

最初に

『ビジネスってなんだろうね?』

って聞いたら

『仕事』って言ったよね」



「言いました」



「仕事って英訳すると何?」



「ビジネスです」



「和訳しただけだね」



「わ、そうですね」


「今、すごく良いボケを

かましてくれたんだよね」




良いボケ・・・。


恥ずかしい。


「我々よく『ビジネス、ビジネス』

という言葉を使うよね。

研修の中でも使っているよね。


そして今、田尻さんは

『ビジネスとは仕事です』

って言ったよね。

だけど、この回答は悪くないんだよ」


2-1. 営業研修のポイント① 営業の基本 「働く」(傍楽)の言葉の意味とは?

「実は、『仕事』っていう言葉は、

福沢諭吉が作ったと

言われるんだよね」


「仕事と言う言葉のベースと

なるものは何かというと、

『働く』 という言葉です。


ひらがなで書くと

『はたらく』だよね。


『はた』というのは、

自分以外の他人のこと。

つまり、『傍』です。

傍迷惑という言葉もあるよね」


「つまり、

ビジネスという言葉を

日本語にすると、仕事であると。


『働く』という言葉は、

『自分以外の他人を

楽にして差し上げる』


これこそがまさしく

『働く』という事なんだよね」


2-1-1. 日本人特有の労働観は「傍を楽にすること」


「実は、中国の方から聞いた

面白い話があるんだよ。


『働く』という漢字は、

中国で作られたのではなくて、

日本人が作った漢字だそうなんだ」




「つまり、

『自分さえ良ければいいんだ』

『儲けるんだ!』

『ビジネスサクセスだ!!』


という労働観を

元々、日本人は

持っていないんだよね」


日本人は、「人の為に」って

考える人が多いってことかな


「例えるなら、

海で生活をされている方

山で生活をしている方

がいるよね」


「海だったら魚介類がある。

山だったら農作物がある。

『せっかくだから交換しましょう』と。


そうすれば、

お互いが幅広い食事を楽しめる。


わざわざ海の人が山に行かなくて済む。

山の人が海に行かなくて済む。

傍を楽にできる」


なるほど。

物々交換って

「傍を楽にする」こと

だったんだ。


「元々は、そこから『働く』に

なったということを、

僕も聞いたのね」


2-1-2. ビジネスの語源とは?


「ちなみに、

ビジネスの語源は何だか分かる?」


「ビジーネス

(Busyness)・・・?」


自信がないから

小声で答えた。


「そう、ビジーネス(Business)ね。

ビジー(Busy)なんだよね。

ビジー(Busy)を日本語に訳すと

『心が滅ぶ』だよね。


実は、ビジーネス(Business)って

『厄介な事』って意味もあるよね」

「今、西洋の方が

そう思っているかどうかは

別だけどもね。


語源の成り立ちからすると、


『できれば避けたいこと』

『出来れば、やりたくないこと』

『心が滅びるような、嫌なこと』


これが、ビジネスです」


なんだか、分かります。

口に出しては言えないけど。



「『我々日本人が』

というつもりは
全くないんだけれども、


やっぱり、基本は
『傍楽(はたらく)』です」


3.営業研修 ポイント②&③ 営業マンにとって大事な基本 近江商人の【三方よし】


「​​​​​​​日本では『三方よし』

っていう言葉があります。


ここで少し解説しようか」


 3-1. 営業研修のポイント② 営業の基本 近江商人の【三方よし】

 営業研修のポイント② 営業の基本

近江商人の【三方よし】

  1. 「売り手良し」
  2. 「買い手良し」
  3. 「世間良し」


の3つの「良し」。


売り手と買い手がともに満足し、


また社会貢献もできるのが


よい商売であるということ。


近江商人の基本の心得をいったもの。


3-2. 営業研修のポイント③ 営業の基本 【三方よし】営業マンの場合

営業研修のポイント③ 営業の基本

【三方よし】営業マンの場合


  1. お客さん良し
  2. 営業マン良し
  3. 関係者良し


の3つの「良し」。


お客さんと営業マンがともに満足し、

関係者の方(家族・仕事仲間)にも貢献できるということ。




「この『三方良し』のように、

『傍を楽にするんだ』というのが、

元々のビジネスです」


こんな事を考えて

営業したことあったっけ・・・。

研修でこんな話聞けると思わなかった。


3-2-1. 『三方良し』が充実した人生を送る基本



「だから僕たちは、

『充実した人生を送るため』に、

『三方良し』をするんだ

ということが基本です。


というのが、僕たちが考えている

ビジネスの意味ね」


「田尻さんが

僕たちの会社に入社して、

研修を受けて。


何して欲しいか?


ビジネスをしてほしいというよりは、

むしろ『傍楽』をしてほしいわけです。


というところまで OK ですか?」



「はい」


人の為に私が出来ることって

なんなんだろう。

と、ふと考えます。


4. 営業研修 ポイント④ 営業の基本 お客さんへの「傍楽」は『不快の逃避』と『快楽の追求』の2つに分けられる

「実は、

『傍楽(はたらく)』にも

基本的に

2つのパターンがあります」


営業研修のポイント ④-1
​​​​​​​営業の基本 マイナスな状況をゼロにして差し上げることは『不快の逃避』


「人は、マイナスな状況を

ゼロにしたいと思うよね。


例えば、

『頭が痛い、苦しい、

かゆい、不安だ』


こんなマイナスな状況になると、

お医者さんに行くよね?」



「お医者さんに行くということは、

プラスにしたいというよりも、

マイナスをゼロにしたい

ということだよね。


こういうのを

『不快の逃避』と言うね」

「『痛い、苦しい。

どうにか助けてください』

そこから、

お医者さんのところに行く」


4-1-1. 不快の逃避とは、問題の解決


「例えば、

マイナスの状態から、

お薬をもらって0になった。


『元に戻った、健康で幸せだ』と。

英語で言うとソリューション(Solution)です。

問題の解決だよね」


営業研修のポイント④-2 営業の基本 ゼロの状態をプラスにして差し上げることは『快楽の追求』


「一方、

日常で悩みはない

っていうゼロの状態から

『出来れば普通じゃなくて
楽しくなりたい』と」


「ありふれた日常で、

何か楽しいものがあれば

こんな幸せなことはないわけだよね」



「こういうのを

『快楽の追求』と言います。


英語で言うと
サティスファクション(Satisfaction)

これは満足って言いますよね。


これが、営業が『傍を楽にする』

本質的な意味だと思うんだよね」



4-2-1. ビジネスという言葉の意味合いは『傍を楽にすること』


「西洋が悪いというわけではない

っていう前提で話をするね。


時々、

ビジネスという言葉が

西洋的な意味合いで


『儲ければいいんだ』という

意味合いになってしまうことってあるんだよね。



僕たち助け舟株式会社は

『ちょっとぐらい悪いことしても・・・』

『それは向こう見ずだ』

的な考えを、基本的に持っていないんだよね」



「いかにして、
目の前の方に傍楽をするのか。

研修の中での

大事なポイントです。

お客様だけじゃないですよ。

先輩がいるよね、

部下がいるよね、

他部署がいる人がいるよね。


社内であれ社外であれ。

この地域の社会であったり

様々な人を楽にする」


5. 営業研修のポイント⑤ 営業の基本 お客さんが商品を購入する動機は『病院系』と『美容院系』に分けられる


「僕たちはビジネスという言葉を使うけれど、

本質は『人に仕えること』なんだよね。


具体的に言うと、

人のために動く。


正しく、

傍を楽にすること。


それこそが、

『我々、助け舟株式会社にとっての

ビジネスなんだ』


ということ」



今まで

仕事をそんな風に

考えたことなかった



「特に僕たちは、基本的に

営業の支援をしていることが多いよね。


この傍がお客様であり顧客だね。

このような人たちを、

対象にする。


これって、

営業だよね?」


無言で大きくうなずきます。


営業研修のポイント⑤-1 営業の基本 マイナスな状況をゼロにする『病院系の動機』


「営業マンは、お客様が


『本当に悩んでる』

『苦しんでいる』

『困っている』


こんなマイナスの状況を

ゼロにしてあげるんだよね」


「例えば

製薬メーカーの営業マンで

考えてみよう。


私どもの薬を通じて

『是非健康になって頂きたい』

っていう提案をするのが営業の仕事だよね」


5-1-1. 営業は嫌われる仕事ではなくてお客さんに好かれる仕事



「マイナスの状態から

我々の医薬品を通じて、


プラスの方向に

お客様に動いてもらいたいわけね。


まさしく営業って傍楽なんだよね」




「営業って良くないイメージが

あるんだけれども、

まさしく『傍楽』をしている人

なんだよね。」



私は営業って基本的に

嫌われるだけの

仕事だと思ってたなぁ。

だけど、本当は
お客さんに好かれる仕事だったんだ。


「人は基本的に

マイナスの状態の時に、

ゼロになりたいと思って動くんだよね。


こういうのを『動機』って言います。


製薬メーカーの営業マンの例は、

マイナスの状態から

ゼロに行くという

病院系の動機』です。


まさしく、営業なんて

働くの極致な訳ね」



今回の研修では

何度も繰り返し言います。


営業研修のポイント⑤-2 営業の基本 ゼロな状況をプラスにする『美容院系の動機』


「一方これだけではなくて、

美容院系の動機

というものがあるの。


エンターテイメントなんかで

仕事をされている方なんて、
まさしくそうだよね。


『無くてもいいかもしれないけど、

あるとやはり、心満たされる』

『明日も頑張ろう』


と前向きな気持ちになる。


これはゼロからプラスに行く為の

美容院系の動機だね」


「もう1回、読んでもらっていいですか?」


「『病院系』と『美容院系』」



「ひらがなにすると?」


「ひらがなにすると、

『びょういんけい』と
『びよういんけい』

同じです」


「結局、同じなわけね」


5-2-1.営業研修のポイント 営業とは傍を楽にすること


「営業という人たちは、

究極の働き(傍楽)をしない限り、

暮らしの貢献はできないし、

社会の貢献もできない。

僕達はそういう方の

お手伝いをしているからこそ


思想というくらい

『傍楽』という事を基本として

深くに刻んで

おかなければならない」


「だからこそ、

田尻さんにはぜひ、

今回の営業研修の内容

『傍楽』の基本について

理解してもらえればなと思います」


「ありがとうございます」


「何か質問ありますか?」


「いえ、とても分かりやすかったです。

ありがとうございました」


「こちらこそ」

「今回の研修で伝えた

『傍楽』を
分かってもらうと、


仕事が楽になる。

大変なこともあるけどね。

はい。以上です。

お疲れ様でした」



「ありがとうございました」


今回の営業研修は、

本当にあっという間だった。


今まで、営業マンは

「お客さんに嫌われてナンボ」

だと思っていたけど、

違ったんだ。


「嫌われてナンボ」

の本当の意味は

「三方良し」だったんだ。

次回の研修は

どんな内容なんだろう


6. 【営業研修のまとめ】営業の基本5つのポイント

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。


今回の営業研修で学んだ、

営業の基本、5つのポイントはこちらです。


6-1. 【今回の研修の営業の基本 5つのポイント 】

【今回の研修の営業の基本 5つのポイント 】


研修のポイント①


「働く」の本質とは、

「傍を楽にすること」である


ーーーーーーーーーーーーー


研修のポイント②


近江商人にとって大事な

「三方良し」は

【売り手良し・買い手良し・世間良し】


ーーーーーーーーーーーーー


研修のポイント③


営業マンにとって大事な

「三方良し」は

【お客さん良し ・営業マン良し・関係者良し】


ーーーーーーーーーーーーー


研修のポイント④


お客さんへの「傍楽」は

『不快の逃避』と

『快楽の追求』の

2つに分けられる


ーーーーーーーーーーーーー


研修のポイント⑤


お客さんが商品を購入する「動機」は

病院系』と

『美容院系』の動機に

分けられる



6-2-1. さいごに


今回の営業研修では、

「働く」ことの

本質と基本について

教えて貰ったことを

共有させて頂きました。


目の前のお客さん、

会社の上司や同僚など、

傍を楽にする為に

出来ることは何か。


今回の研修の

5つのポイントを思い出しながら

田尻も、考え、

実践していきます。


一緒に頑張りましょう(^^)


今回の営業研修の動画です。



田尻愛

田尻愛

福岡県出身。元日本社の生命保険営業。無理な売り込み営業を2年続けた結果、営業先で倒れ、お客さんに助けて頂くという大失態を犯した過去あり。 助け舟の営業塾で無理のない営業を学び毎月紹介を5件以上頂けるようになる。 無理に営業しお客さんに嫌がられ断られていたが、 教わった通りに営業するとお客さんの反応が180度変わった助け舟の営業方法に魅力を感じ、助け舟株式会社に入社。 現在は、営業ノウハウ、研修の内容をお伝えする記事を書いている

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